Petit train de la Rhune

( ラ・リューヌ登山鉄道 )

ラ・リューヌ登山鉄道(ラ・リューヌとざんてつどう、フランス語:Petit train de la Rhune、バスク語:Larrungo tren ttipia)は、フランスバスク地方のピレネー山脈の西端にあるメーターゲージの登山鉄道である。

ラック式鉄道(Strub方式)の登山鉄道であり、ビスケー湾岸のサン=ジャン=ド=リュズから東10kmの距離にあるコル・デ・サン=ティニャスとラ・リューヌ峰の山頂付近を結んでいる。軌間は1,000mm(メーターゲージ)。ラ・リューヌ峰の山頂はスペインとフランスにまたがっているが、登山鉄道の線路自体は全線がフランス領(ピレネー=アトランティック県内)にある。

 山頂駅。三相電源のツインワイヤーが見える。背景には大西洋岸が見える。

1908年に初めてラ・リューヌ峰の頂上まで鉄道を敷く計画が提案され、1912年に通過した法律で県に建設と運営が委託された。1912年に線路の敷設が開始されたが、第一次世界大戦の影響で中断され、開業したのは1924年6月30日のことであった。その間で、路線を建設して1982年まで運用する免許が département to the Société Anonyme des Chemins de Fer Basques に付与され、同社は1914年に社名を Voies Ferrées Départementales du Midi(VFDM/ミディ鉄道交通局)に変更した。19世紀末から20世紀初頭にかけてビスケー湾岸のサン=ジャン=ド=リュズはベル・エポックの別荘地として開発され、浜辺でのバカンスに飽き足らない富裕層がこの登山鉄道の顧客となった[1]。

1978年、山麓のサール村(フランス語版)の住民はラ・リューヌの頂上に至る自動車用道路を建設する提案を住民投票によって拒否し、この結果、ラ・リューヌ登山鉄道は存続した[2][3]。

その後、ミディ鉄道交通局への免許は1994年まで延長され、合併により 1989年からは Société Hydroélectrique du Midi(SHEM)に引き継がれた。 1994年、免許の期限切れにより路線の運用はいったん県に戻ったが、1995年から2012年にはCFTAが運行を担い、2012年以降は Établissement public des stations d'altitude(EPSA)が運用している。

^ “ラ・リューヌの登山鉄道”. フランス観光. 2015年11月11日閲覧。 ^ “History of the line”. ラ・リューヌ登山鉄道. 2015年11月11日閲覧。 ^ “Operation of the line”. ラ・リューヌ登山鉄道. 2015年11月11日閲覧。
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